時の翁と運命神ヤーン

 

「これまで夢を見ながら眠っていたあいだは、あのひとの名は 時 というものだった」

「だが、目をさましたいまは、新しい名前となるだろう」

 

星空に写る「影」がときおり、その星の光を隠す

動き
そして

サンダーの音
時の影

 

そして、きいたことのない美しさ、
すさまじい美しさをもったひびき

流れ星たちの祝福

待ってた時が来た

約束の時

 

時の扉
扉の時

 

いくつも流れる星たち
時間は
「流れ続け 流れつくしてしまう!」
と悟るヒトもいた

時間の死
(その光の果て)

 

時の翁は目をさました

銀の雨
女神の癒し
残虐者たちを洗い流す、雨

彼ら残虐者たちには
贖罪はない
(心にもないことを言って、さとられることもある彼ら、残虐者)

 

なにかが
すでにはじまっていると
書くことによって

それを読むヒトたち、
いい人たちがどのぐらいいるものか、、、とrelaxmaxは思う
「知ることになる人、いい人」

 

星々を元に戻す、神
まるで元のかたちに戻す、relaxmaxの百年の孤独の翻訳のように

 

la ciudad de los espejos (o espejismos)
鏡の街
(あるいは蜃気楼の街)
通り過ぎた風 荒廃した存在
人の記憶の破壊
no tenìan una segunda oportunidad sobre la tierra
この地球に
二度とは繰り返されなかった

 

すでにエスパニョールで
書かれた言葉
ニホンゴで「元に戻す」relaxmaxの翻訳

魔術師relaxmax
言葉
本当のこと
書くということ

星人(ほしびと)がやって来て
ライシンに言う
結婚の準備をしよう

ウエディングは星空で

永遠に星空が消える「あの地球」
いくつかの並行世界

ふしぎな冒険
いくつもの夢のよう、一晩の
幾夜の夢のよう、あちらの世界の
誰かの夢のよう、影の地球

あとから考えて
思い出せるものもいる、小説家

あとから考えても
よく思い出せないものもいる

「不思議な夢を見たのは覚えているんだ」

 

そこでは
バベルは
ものいわない犬なんだ

 

賢きバベル
言葉 見えない愛
いつもある愛
教え合う愛

 

「その時はなにか夢のように思われて、でも真実の死を知る人もいる」

「ヒトの死、残虐者たち」

 

別の世界で死んでいく太陽
朝日がさしのぼる
のぼる日を見て

こことは違うある世界
死んでいく太陽
「死にかけている太陽」とただちにわかる

黒く、赤い太陽
「では月蝕、日食とは別に?」

時の翁が、これを食べる
太陽のすぐそばに月が
月はやがて、太陽に消える

 

月蝕と
日食が
同時に起こる
「この世ではありえないこと」

が起こるという
ここではない「ある世界」

 

蒸気の雲が現れる
海、赤く染まったあと
白くなる海

そこから
雲が
そして
霧になる

雪になる前に!

 

 

「さあ、終わりにしよう」
ナルニア国、本の中でアスランが言った

海に投げ捨てられた角笛の音を
現実世界のサンダーとして聞く
この世界の人、現実に生きる人

あの自由の女神に、
「すでに落ちた、雷」

 

雷、さばき、預言者relaxmaxの守護
「地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきた」

この星の名は「苦よもぎ」
地と海とを「そこなう権威」

小羊が第六の封印を解いた時

大地震
太陽は黒く
月は全面、血のように
月蝕と日食

黒く、赤い太陽

時の翁が、すでにこれを食べた
死にゆく太陽
やがて、太陽に消えた月

 

月蝕と
日食が
同時に起こる
「この世ではありえないこと」

天の星は振り落されるように
地に落ちる

増えすぎた残虐なヒトと
人工衛星兵器としての宇宙開発(スペースレース)

 

そして神は
耐え忍ぶことの出来ないような豪雨を降らせる
まるで鏡のようになるまで
大地を洗い流すように

 

 

巻物が巻かれるように消えていく、「、、、」たち

まるで
百年の孤独の最後のページのように

 

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