天と地はすでにあった
淵に沈み
縁を覗き込むと
水鏡のなかに闇が見えた
神はスピリットと話す
それは
水音となり
ノートは 天上の調べを伝える
let there be light
と
どこかの地球で声がする
水面の光、そして「音」
音は水を伝わる
その木霊を
「ここ」で聴く
生き残りのものたち
約束の時
はざまの時
扉の時
煙、そして光
光は「あった」
その光は
かつて
「時間」と呼ばれた「果て」から届くもの
届く「時間」には
距離はなく
かつての地球で信じられていた
光の速度(何光年の「位置」にあの星座のあの星は? あの光は過去の光、、、というロケットを飛ばしていた「アレ」)
そのことを
「より古いもの」
と
ただ理解させるには
十分な「光り方」だった
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やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
はじめに神は天と地とを創造された。
「はじめ」
「神」
「天と地」
それはすでに揃っている
「光」
言葉
「光あれ」
そして「光」が
神は「言葉で言う」
「光あれ」